【ゲーミングPCは買うべき?】PS5など家庭用ゲーム機と徹底比較
- みんなゲーミングPCを使っているけど、本当に必要なものなのか?
- PS5やNintendo Switchなどの家庭用ゲーム機とどっちが良いの?
- ゲーミングPCはどんな事が出来るの?
こんな悩みに対してしっかり解説します。
多くの人気ストリーマーやVTuberの影響もあり、PCゲーム、eスポーツの人気が高まっています。
触発されて、あなたもゲーミングPCを使ってみたいと思ったかもしれません。
しかし、家庭用ゲーム機より断然価格が高く、なかなか購入に踏み切れないかと思います。
本記事では『ゲーミングPCでやれる事、どんな人にゲーミングPCは必要なのか』を解説します。
あなたにとってゲーミングPCは必要なのか、もしかしたら不要なものなのか判断がつく記事になっています。
ぜひ最後までご覧ください!
ゲーミングPCを活かせる用途
まず初めに伝えておきたいのが、『ゲームも快適に出来る高性能なパソコン』がゲーミングPCと呼ばれるものです。
よって、その性能を活かせるのはゲームだけではありません。
今回は家庭用ゲーム機と比べてゲーミングPCの必要性を解説しますが、ゲーミングPCが必要となる主な用途を把握しているとゲーム以外にも役立ちますし、必要性をしっかりと見極めることが出来ます。
ゲーミングPCが必要となる主な用途は以下の通りです。
ゲーム
- 高画質・高フレームレートでのプレイ: 最新のゲームを最高設定で、滑らかな動きでプレイしたい場合。
- VR(仮想現実): 高度なグラフィック処理を必要とするVRゲームを楽しむ場合。
- eスポーツ: プロレベルのゲームプレイを目指す場合。
- MODの導入: ゲームをカスタマイズして、より深く楽しむ場合。
詳しくは後述の『ゲーミングPC vs 家庭用ゲーム機』にて解説。
クリエイティブな作業
- 動画編集: 4K動画や高ビットレートの動画をスムーズに編集したい場合。
- 画像編集: 高解像度の画像を大量に編集する場合。
- 3Dモデリング: 複雑な3Dモデルをリアルタイムでレンダリングしたい場合。
- 音楽制作: 大量のプラグインやバーチャル楽器を同時に使用する場合。
その他
- プログラミング: 大規模なプログラムのコンパイルやデバッグを高速に行いたい場合。
- 機械学習: 大量のデータを処理する機械学習モデルの学習や推論を行う場合。
- シミュレーション: 複雑なシミュレーションを高速に行いたい場合。
ゲーミングPC vs 家庭用ゲーム機
ゲーム面での優劣、価格や配信性能について、ゲーミングPCと家庭用ゲーム機(以後CS機と記載)を比較解説します。
CS機としては、ユーザーの多い任天堂スイッチやPS5の内容を織り込んで話します。
※CS機とはコンシューマゲーム(Consumer Game)機の略で、家庭用ゲーム機などを指します。
画質、フレームレートを比較
まず、ゲーミングPCに限らずCS機でも言えることですが、画質のクオリティを上げると本体への負荷が高くなり、フレームレート(fps)が下がります。
※fps(frame per seconds)は1秒間に表示される画像(フレーム)数を表します。
フレームレートはパラパラ漫画をイメージすると分かりやすいです。
1つの動作を多くのページ数で表現したパラパラ漫画の方が滑らかに表現されていますよね。
1秒間のフレーム数が多いと映像が滑らかに表示され、競技性の高いゲームではターゲットがくっきりと見えて有利ですし、アクションゲームもよりリアルに楽しめます。
- ・ゲーミングPCはCS機より高画質でゲームプレイ可能
-
上位のゲーミングPCであれば、CS機では負荷が高くて処理の追い付かない、高画質でのゲームプレイが可能です。
CS機はそのゲームが快適に遊べるように、グラフィック設定の変更幅に制限が掛けられています。
細部までグラフィック設定が変更できてしまった場合、高負荷のグラフィック設定にしてしまうと映像がかくつき、とても遊べるレベルにならないからです。
PC版のゲームはグラフィック設定を変更できる幅が広く、使用するゲーミングPCの性能にもよりますが、CS機では表現できない高グラフィック品質の設定でゲームを楽しむことが出来ます。 - ・ゲーミングPCはCS機のフレームレート上限を超えたフレームレートでゲームプレイ可能
-
任天堂スイッチではフレームレートの上限が60fps、PS5でも120fpsです。
スイッチに限って言うのであれば、フォートナイトやAPEXといったフレームレートが勝率に影響してくるようなゲームタイトルにおいて、30fpsが上限に設定されてしまっています。
これは本体の処理能力が足りていないので仕方ないところではあります。
しかし、ゲーミングPCで遊ぶ多くのPCゲームでは、フレームレートの上限がもっと上に設定されているタイトルが多いです。
特に競技性の高いFPSやTPSゲームではこのフレームレートが勝率に影響してくるため、上位のプレイヤーは240fpsなどでプレイしています。
プロゲーマーも性能の高いゲーミングPCで、常に高いフレームレートを維持してゲームをプレイしています。
MOD、最適化を比較
- ・ゲーミングPCはMODを入れて楽しめる
-
MODは主にPCゲーム等の改造データを指します。
MODと関連性の高い人気ゲームでいうとマインクラフトがあります。
YouTubeで多くのVTuberが配信していたり、子供向けの動画にもMODを入れたマイクラの動画が上位にあがっていることも多いです。
記事執筆時点でいうと、VCRマイクラβなどが多くの有名ストリーマーが参加し、話題になりました。
こういった本格的なMODを入れて遊べるのもゲーミングPCの魅力です。
ゲームタイトルによってMODの扱いは様々ですので、MODを導入する前に良く調べることをお勧めします。 - ・ゲームの最適化はCS機が優れている
-
CS機で遊ぶユーザーが多いビッグタイトルなどは、特にCS機で快適に遊べるように調整が施されています。
直近で実例があるので紹介しますと、
2025年2月28日発売のモンスターハンターワイルズのOBT(オープンベータテスト)が2024年10月末~11月初めに行われました。
事前に推奨スペックも発表されており、非常に負荷が高いと言われていました。
PC版の推奨スペックでは、PS5より性能が上のゲーミングPCを要求してきており、ゲーミングPCを持っているユーザーが不安の声を上げていましたし、PS5ユーザーもPC版でそんな性能を要求しているのを見て、まともに動くのか心配の声をあげていました。
OBTの結果、PS5で問題なく快適に遊べ、ゲーミングPCではフレーム生成でバグがあったりと色々と上手く最適化されていないところが見つかりました。
(あくまでOBTの段階の話です)
CS機はPS4→PS5のように代替わりするまでは性能が大きく変わりません。
PCは数年でパーツが進化していき、フレーム生成といった機能も進化したり、新たな機能が追加されることもあります。
こういった背景もあり、ゲーム側がゲームを遊ぶ本体の性能に合わせて最適化されている具合は、CS機に軍配があがります。
とりあえず電源をつけて、何も調整をせずに手軽にゲームが快適に遊べるという点は、CS機の大きな魅力です。
ゲームタイトルを比較
- ・PCゲームタイトルは非常に多い
-
ゲーミングPCでゲームを遊ぶ、多くの人が使うプラットフォームが『Steam』です。
有料、無料に関わらず、Steamにてリリースされているゲームは5万タイトル以上あります。
PCでしか遊べなかったタイトルが任天堂スイッチやPS5でも遊べるようになってきて、CS機の遊べるタイトルも増えてきました。しかし、まだまだ現行のCS機で遊べるゲームタイトルの総数ではPCゲームにはとても届きません。 - ・CS機は日本の有名どころの独占タイトルを遊べる
-
分かりやすいところでいうと、任天堂スイッチで遊べるポケモンやスーパーマリオシリーズはゲーミングPCでは遊べません。
こういった昔からCS機で流行っている日本のゲームタイトルはCS機が独占している傾向にあります。
ちなみに、Android対応のスマホゲームはPCでAndroidエミュレータを通して遊ぶことが可能です。 - ・CS機は日本の有名タイトルのリリースが早く行われる場合が多い
-
ファイナルファンタジーといった日本のビッグタイトルの一部では、CS機で先にリリースされ、遅れてPC版がリリースされる傾向にあります。
ファイナルファンタジー16では、PS5版が2023年6月、PC版が2024年9月といったように、リリース時期に大きな差がありました。
しかしビッグタイトルといっても、モンスターハンターワイルズは2025年2月に、PS5版もPC版も同時リリースされる為、すべてのビッグタイトルに当てはまるわけではありません。
本体価格、月額費用を比較
- ・ゲームをするだけならCS機のコスパは◎
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ポチップ Nintendo Switchは3万円~4万円で本体が購入可能、PS5も値上がりしましたが8万円で購入が可能です。
ゲーミングPCでは、記事執筆時点でPS5より少し性能が上の物を自作した場合で約12万円程度になります。
大手メーカーのショップで購入した場合、14万円ほどになります。
ゲーム側の最適化も含め、ゲームをするだけならCS機はコスパが良いです。 - ・ゲーミングPCの場合、月額費用は掛からない
-
基本的にゲーミングPCで無料タイトルを遊ぶ場合、追加費用無しでマルチプレイが可能です。
有料ゲームを遊ぶ場合は、CS機同様にソフトを購入する必要があります。
Steamなどから、PC版のソフトを購入、ダウンロードするのが一般的です。こちらはPS5のサブスクリプション。
PS5でマルチプレイをしたい人が加入する『PlayStation Plus』は月額費用がかかります。
・エッシェンシャルは1カ月プランで850円、12カ月プランだと6,800円。
・エクストラは1カ月プランで1,300円、12カ月プランだと11,700円。
・プレミアムは1カ月プランで、1,550円、12カ月プランだと13,900円のサブスクリプション費用が発生します。こちらは任天堂スイッチのサブスクリプション。
同じく、任天堂スイッチでもオンラインプレイで遊ぶ場合、Nintendo Switch Onlineへの加入が必要。
・記事執筆時のNintendo Switch Online個人プランの価格は個人プランで12カ月2,400円、追加パック込みの12カ月は4,900円。
・最大8アカウントまで加入できるファミリープランは12カ月4,500円、追加パック込みの12カ月は8,900円です。
CS機でマルチプレイをするなら上記のサブスクリプションに加入する必要があるので、ゲームソフトの購入費用と合わせ、サブスクリプションの費用もかかってくることを忘れてはいけません。
配信について比較
- ・ゲーミングPCはPC本体のみで高品質な配信が可能
-
画像引用:nizimalive
ゲーミングPCなら、ゲーミングPC本体とカメラやマイクなどの周辺機器があればゲーム配信やVTuberとしての配信が可能です。
任天堂スイッチ単体ではゲームプレイを配信することは出来ません。
PS5ではブロードキャスト機能を使えばゲーム配信をすることが可能ではありますが、VTuberとしての配信は出来ません。
また、YouTubeなどでよく見かける配信中にSEを入れたり、配信の品質を高めることが難しいです。
特にVTuberとして配信をやってみたい人は、PCが必要になってきます。
また、キャプチャーボードがあれば、配信で任天堂スイッチやPS5でのゲームプレイをPCを通して配信することも可能です。
配信をする人は、合わせて録画、動画編集をことが多いです。
そういったクリエイティブな要素はCS機では行えませんので、ゲーミングPCか、作業用のPCが必要になってきます。
こんな人にゲーミングPCは必要
画像引用:
- CS機以上のクオリティでゲームを遊びたい
- プロゲーマーと近い環境でゲームをしたい
- 本格的な配信をしたい
- ゲームを仕事にしたい人(ゲーム実況者、eスポーツ選手など)
- クリエイティブな作業を効率的に行いたい人
- 高性能なパソコンが欲しい人
“ゲームを遊ぶだけ”なら、ゲーム側の最適化が優れていて、価格の安いCS機に軍配があがります。
ゲーミングPCは1台で”ゲームからクリエイティブなことまで完結”します。
CS機もゲーミングPCも持っている筆者としては、ゲーミングPCは様々な用途に使える為、生活に無くてはならない機器となっています。
ゲーミングPCは高価な買い物ですし、必要性をしっかりと判断し、納得して購入に進んでもらえたらと思います。
当サイトは様々なゲーミングPCを紹介していますので、下記の参考記事も合わせてご覧ください。
外部リンク/参考記事
画像引用:ドスパラ公式より
画像引用:
画像引用:BTOパソコンのサイコム
画像引用:[CEDEC]「FINAL FANTASY XV」
画像引用:マリオポータル
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