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【2025年最新版】CPU・グラフィックボード|性能比較

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CPU・グラフィックボード|性能比較【2024年最新版】
目次

グラフィックボード 性能を比較

グラフィックボードの性能スコア、VRAM容量、発売日を分かりやすい画像(グラフ)にして解説していきます。
選ぶ解像度によってどのグラフィックボードを選択するべきか、GeForceかRadeonのどちらを選べば良いかなども考察しています。

グラフィックボード|性能比較表と考察

下記の画像(グラフ)は、2025年以降に発売したモデル、2024年までに発売したグラフィックボードの性能を比較しています。
NVIDIA GeForce、AMD Radeonを性能順に並べています。
この他にもグラフィックボードはたくさんありますが、下記画像に記載のある製品が、現在ゲーミングPCメーカーで組み込まれているモデルになります。
2024年までに発売したグラフィックボード搭載のゲーミングPCは数が減ってきており、2025年以降に発売したグラフィックボードを搭載したゲーミングPCが、メーカーの基本ラインナップに切り替わっています。

グラフィックボード 2025年最新モデル 性能比較表_解像度別
グラフィックボード 2024年までのモデル 性能比較表_解像度別
グラフィックボード ノート型(Laptop)モデル 性能比較表_解像度別

2024年までに登場したグラフィックボードはまだまだたくさんありますが、現在ゲーミングPCメーカーで少しだけラインナップに残っているモデルや、世代交代でアウトレット品として販売がされているモデルに絞って画像(グラフ)に記載しております。

一通り2025年にも4KクラスのモデルからフルHDクラスのモデルまで整いましたので、選べるバリエーションが豊富になり、購入に良いタイミングになりました。


また、NVIDIA GeForce、AMD Radeon、どちらを選べば良いかと悩まれる方も多いかと思います。
筆者個人的には、2024年まではゲームに限らず、クリエイティブにも万能で情報も多く、消費電力に対するパフォーマンスが高く、大多数の人と相性が良いNVIDIAのGeForceをおすすめしていました。

しかし、2025年はAMDのRadeonが熱い模様でして、GeForceと比べゲーム面でコスパの良さが目立っています。

・ゲーム+クリエイティブな用途ならNVIDIA GeForceのRTXがおすすめ
・ゲームメインで特に競技性の高いゲームが好きな方、価格を抑えて高いパフォーマンスを求める方はAMD Radeonがおすすめ

どちらが好きなどのこだわりが無い人は、グラフを参考にしながらその他パーツ含む総額の予算で決めるのが良いと思います。

2025年発売モデルのラインナップから選ぶとするなら、
・ゲームの解像度を4Kで遊ぶ場合は、RX9070XT、RTX5070Ti、RTX5080が選択肢が選択肢。
・ゲームの解像度をWQHDで遊ぶ場合は、RTX5070、RX9070が選択肢。
・ゲームの解像度をフルHDで遊ぶ場合は、RTX5060Ti(16GB)、RTX5060、RX9060XTが選択肢。
自分のプレイする解像度に合わせ、この辺りを狙うのが良いでしょう。
どのような解像度で遊んでいる人が多いのかというと、フルHDで遊ぶ人が6~7割、WQHDが2~3割、残りが4KやフルHDより更に低い解像度といった具合です。

予算も踏まえた筆者が買う際の選び方としては、
・15万円くらいならRTX5060がちょうど良い具合、RTX5060Ti搭載モデルの価格次第では狙いたい
・20万円手前ならRTX5060Ti(16GB)が最新世代で狙いたいところ
・25万円くらいならRTX5070を狙いたい
・30万円~ならRX9070XTを狙い、ストレージやら色々整えたい、クリエイティブな用途に使ったり配信もするならRTX5070Tiの方がおすすめ
・40万円~ならRTX5080を狙っていきたい


ゲーミングPCメーカー(ブランド)一覧です。
気になるグラフィックボード搭載モデルをラインナップからチェックしてみましょう!

最近各ゲーミングPCメーカーは、昔からあるメインブランドとは別に、コスパ重視のブランドを展開しています。
マウスコンピューターでいうと、GTUNEが昔からありますが、コスパ重視ブランドとして、比較的低価格帯ラインナップのNEXTGEARを2023年に発表しています。

ドスパラであれば「THIRDWAVE-Gシリーズ」、パソコン工房であれば「レベルθ」といったコスパ重視ブランドがありますが、ラインナップには30万円後半くらいまでで、それ以上のモデルがラインナップに無く、グラフィックボードの選択肢も絞られていますので、メーカーサイトで探す際はご留意ください。

CPU ゲーム性能を比較

CPUの性能(総合性能、ゲーム性能)、世代、発売日を分かりやすい画像(グラフ)にして解説していきます。
2024年までに人気だったCPU、2025年以降に人気が出て売れていくCPUについても考察しています。

CPU|性能比較表と考察

下記の画像(グラフ)は、Intel製CPU、AMD製CPUの現行モデルのゲーム性能を比較しています。
並び順は総合性能、グラフと数値はゲーム性能を表しています。

2025年末現在、IntelはCore Ultraシリーズ(第15世代)が最新CPU、AMDはZen5(第6世代)が最新CPUとなっています。

CPU現行モデル ゲーム性能比較表

上記の画像(グラフ)から分かる通り、メーカーが販売しているゲーミングPCに搭載されているCPUとなるとそれなりに数があります。

2024年に人気だったCPUですが、

  • 上位帯はRyzen7 9800X3D、Ryzen7 7800X3D、Core i9 14900KF、Core i7 14700KF
  • 中位帯はCore i7 14700F、Ryzen7 9700X、Ryzen7 7700
  • 下位帯はCore i5 14400F、Ryzen5 7500F、Ryzen7 5700X

といった感じでした。


2025年も年末に差し掛かり、人気のあったCPUですが、

  • 上位帯はRyzen9 9950X3D、Ryzen7 9800X3D、Ryzen7 7800X3D、Core Ultra7 265K
  • 中位帯はCore Ultra7 265F、Ryzen7 9700X、Ryzen7 7700
  • 下位帯はCore Ultra225F、Ryzen5 7500F、Ryzen7 5700X

といった人気、売れ筋具合でした。


上位帯は9800X3Dの値下げもあり、ゲーム最強CPUを多くの方が選んでいた傾向にあります。
また、7800X3Dも吊られて価格が下がっており、9800X3Dとの差額2~3万円をストレージなどを整える方向に予算を振る方も多くいらっしゃいました。
クリエイティブな用途に使う方や、配信者さんなどには、265KFが非常に安くなっていたこともあり人気が出ました。

中位帯はRyzen7 7700の価格が2024年に比べ大きく下がっており、非常に売れた傾向にあります。
もう少し予算的に余裕のある方の多くは、しっかり進化した9700Xを選ばれています。
個人的にも9700Xは非常にバランスが良く、多くの方に合うCPUでおすすめです。
265Fは売れてはいましたが、少し割高感がありました。
この差額なら9700Xにしておこうと思う方や、265KFが安くなって、もう少しだけ出して265KFにしておこうという方の割合が多い印象です。

下位帯はいまだにRyzen7 5700Xが売れています。
いい加減型落ち感が否めませんが、グラフィックボードの価格が上がっており、RTX5060やRTX5060Ti(8GB)、RX9060XT(8GB)に合わせるにはちょうど良い性能であることから未だに人気です。

CPU|世代、性能の見分け方

ゲーミングPCのスペック選びの際に、CPUの性能を見極める際に型式から読み取れる情報を理解しておくと、簡単な性能比較ができますので解説します。

CPU型式のクラスについての解説表です

Intel Core UltraIntel CoreAMD Ryzen備考
上位帯Core Ultra 9Core i9Ryzen 935万円~ゲーミングPCに搭載
中~上位帯Core Ultra 7Core i7Ryzen 720~40万円くらいのゲーミングPCに搭載
低~中位帯Core Ultra 5Core i5Ryzen 510万~25万くらいのゲーミングPCに搭載
超低位帯Core i3Ryzen 3低価格ビジネス向けPC

クラスによって性能は大きく違いますし、搭載されているゲーミングPCの価格帯も違いますので、上記の表を参考にしてください。

ただし、Ryzen7 9800X3Dのように、Ryzen7の括りでありながら非常にゲーム性能が高いCPUは、上位のグラフィックボードと組み合わせられ、高価格帯のゲーミングPCのラインナップに組み込まれている場合もありますのでご理解ください。

続いて、CPU型式のプロセッサーナンバーに当たる部分について、まずはIntel製のCPUから解説します。

Intel Core iシリーズ 世代、型式の見分け方
Intel Core Ultraシリーズ 世代、型式の見分け方

画像引用:ドスパラ公式より

世代

型式の世代に当たる数値は、そのブランド内での世代を指しており、数字が大きいほど新しい世代となり、性能も高い傾向にあります。
Core Ultraは、世代ではなくシリーズで呼ばれていますが、基本的にCoreブランドの世代と同じ考えで問題ありません。

Coreブランドは14世代で終了し、2024年末頃からCore Ultra世代の第1世代(第15世代とも呼ばれる)が登場し始めています。

SKU

SKUとは、ストック・キーピング・ユニット(Stock Keeping Unit)の略ですが、簡単に言ってしまうと「種類」に当たる部分です。
数値が大きいほど性能が高い傾向にあります。

サフィックス

サフィックスはCPUの区分分けに使われているアルファベットです。
IntelのCoreシリーズ、Core Ultraシリーズは基本的に共通しており、AMDのRyzenシリーズも同じ意味をもつものもあります。

サフィックスのアルファベットの違いは、性能や機能面で大きく変わってきますので、ある程度覚えておきましょう。
忘れてしまったら、またこちらのページをご覧ください!

少しバリエーションが多いので詳しく下記の表で解説します。

アルファベット
(サフィックス)
意味
なし標準的なCPU
Kオーバークロック対応
F内蔵GPU非搭載
KFオーバークロック対応かつ内蔵GPU非搭載
T省電力モデル
HノートPC向け上位モデル
HXノートPC向け最上位モデル、オーバークロック対応
HKノートPC向け上位モデル、オーバークロック対応
U、YノートPC向けの省電力モデル
PノートPC向けの高性能GPU内蔵モデル

デスクトップ型のゲーミングPCを選ぶ際に、IntelのCPUでよく見かけるのが、上記の表にて太字で記載してあるK、F、KFです。

特にサフィックスで理解しておいて欲しいのが、「F」の内蔵GPU非搭載という特徴です。
ゲーミングPCはGeForceやRadeonといった専用のGPU(グラフィックボード)を搭載している為、映像を出力する機能はそちらでまかなっています。
その為、使われない内蔵GPUを搭載せず、その分価格を安くしているのが「F」のつくモデルと理解しておけば良いです。

逆に、家庭用やオフィス向けの一般的なパソコンは、専用のGPU(グラフィックボード)を搭載しておらず、内蔵GPUで映像を賄う構成がほとんどですのでF付モデルを見かけることはほとんどありません。

また、低~中価格帯のゲーミングPCだとF付モデルがラインナップに多く、上位帯だとKやKFモデルが増えてきます。
K付はオーバークロックに対応し、高い処理能力が必要な場面で高いパフォーマンスを発揮してくれます。

その他に一応留意しておいて欲しいことが、F付はグラフィックボードが壊れてしまった場合、違うグラフィックボードに交換するまで画面を映すことができないという点です。
F無しの場合、内蔵GPUがある為、とりあえず映像は映すことが可能ですが、F付は画面を映すことが出来ず、バックアップ等の作業が出来ないデメリットもあります。

かと言って、F付を嫌煙する必要は無く、大事なデータは外部ストレージやクラウドに定期的にバックアップし、壊れた際はメーカーに修理依頼をするのが一般的です。


続いてAMD製のCPU、Ryzenシリーズについて解説します。

AMD Ryzenシリーズ 世代、型式の見分け方

画像引用:パソコン工房【公式通販サイト】より

サフィックスの中身が少し違うものの、AMDも基本的にIntelと同じようにグレードや種類が書かれています。
しかし、AMDのCPU型式で少しややこしいのがシリーズ(世代)の表記です。

世代CPU型番表記
Zen5(第6世代)4桁の最初が「9」
・Ryzen7 9700Xなど
Zen4(第5世代)4桁の最初が「7」
・Ryzen7 7700Xなど
Zen3(第4世代)4桁の最初が「5」
・Ryzen7 5700Xなど
Zen2(第3世代)4桁の最初が「3」
Zen+(第2世代)4桁の最初が「2」
Zen(第1世代)4桁の最初が「1」

上記がRyzen「CPU」の世代表です。
2024年後半に登場したRyzen 7 9700Xなどが最新世代にあたります。


そしてさらにややこしくしているのが、下記のRyzen 「APU(内蔵GPU特化)」の世代表です。

世代CPU型番表記
Zen5(第6世代)
Zen4(第5世代)4桁の最初が「8」
・Ryzen5 8400Gなど
Zen3(第4世代)4桁の最初が「5」
・Ryzen5 5600Gなど
Zen2(第3世代)4桁の最初が「4」
Zen+(第2世代)4桁の最初が「3」
Zen(第1世代)4桁の最初が「2」

G付のAPUモデルだと4桁の最初の数字が変わりややこしくなります。

Intelのように、Core i7 14700なら14世代と分かりやすければよかったのですが、AMDは番号が飛んだりしています。
世代を調べる際はご注意ください。

続いてAMD製CPUのサフィックスについて解説します。

アルファベット
(サフィックス)
意味
なし標準的なCPU
・内蔵GPU非搭載(Ryzen 5000まで)
・内蔵GPU搭載(Ryzen 7000から)
F標準的なCPU
・内蔵GPU非搭載
E省電力モデル
G内蔵GPU特化モデル
X高性能モデル
・内蔵GPU非搭載(Ryzen 5000まで)
・内蔵GPU搭載(Ryzen 7000から)
X3Dゲーム特化の高性能モデル
・内蔵GPU非搭載(Ryzen 5000まで)
・内蔵GPU搭載(Ryzen 7000から)
WX最上位モデル(ワークステーションとか)
H、HS高性能ノートPC向けモデル
UノートPC向けの省電力モデル

デスクトップ型のゲーミングPCを選ぶ際に、AMDのCPUでよく見かけるのが、上記の表にて太字で記載してある、無印(なし)、F、X、X3Dです。

日本のゲーミングPCメーカーのラインナップだとほとんど見かけませんが、HPなどの海外メーカーだと、G付モデルがメインラインナップにあったりもします。


AMDのCPUの大きな特徴として、X3Dモデルがあります。
3次元画像やアニメーションを表示する機能を高めた規格で、AMDのゲーミング向けCPUとして有名なシリーズです。
X3Dが付かない同価格帯のCPUでは出せないゲームパフォーマンスを出してくれます。

ただ、ゲーム性能に特化しており、その分CPUの価格も上がっておりますが、マルチ用途などの総合的な性能はX3Dが付かないモデルと近いです。
ゲームに特化する為にそのぶん価格をあげてX3Dにするのか、マルチ用途にも使うからX3Dが付かない同価格帯の上位モデルにするのか、CPUの予算を下げて他に予算を割り振るのか、といったように選択肢がいくつかあります。



また、AMDのCPUは型式から性能比較を誤解してしまう場合があります。
例えば、Ryzen7 7700XとRyzen7 8700Gの場合、8700Gの方が数字が大きい為、性能が高いと感じてしまうかもしれませんが間違いです。
サフィックスにより、だいぶ性能が変わりますので、単純に数字比較だけで判断しないようにしましょう。


ゲーミングPCのAMD製CPUの選び方としては、基本的にX付のモデルが性能が高くおすすめです。
予算があり、ゲーム特化にしたい人はX3Dモデルがおすすめ。
低~中価格帯、またはグラフィックボードに予算を振りたいのであれば、Xとの性能差が小さい無印モデルや、F付モデルがおすすめです。

CPUも世代交代でラインナップの入れ替わりが激しいです。
ゲーミングPCが欲しい時に、本記事の比較表や解説をもとに自分に合ったモデルを選んで頂ければ幸いです。


ノートPC向けCPU・内蔵GPU性能を比較

ビジネス向けノートPCやゲーミングノートPCに搭載されているCPUの総合性能と、内蔵GPU性能をまとめました。
専用のGPUが無くても、様々な用途に使える内蔵GPU性能の高いCPUも増えてきました。

デスクトップ向けCPUや専用GPUの性能とも比較しやすいように表に入れておりますので、気になるノート向けCPUの性能がどれくらいご確認ください。

ノート型(Laptop)CPU・内蔵GPU性能比較

上記の表から分かる通り、Ryzen9 9955HX3Dといった上位帯のCPUは専用GPUと組み合わせて使う前提とされており、内蔵GPU性能は低いです。

安価なゲーミングノートPCには、専用GPUとしてRTX3050Laptopが搭載されていたりしますので、比較情報として記載しております。
内蔵GPUで専用GPUの性能に追いつくようなモデルも出てきており、性能の進化を感じます。

筆者は簡単なゲーム、フルHDでの軽い動画編集はRTX1650Laptop搭載ゲーミングノートPCで行っています。
高負荷なゲームは難しいですが、上記の用途やちょっとした事務作業では全く不便を感じておりません。
RTX1650Laptopを超える内蔵GPU性能、同等性能のモデルも増えてきておりますのでちょっとした用途にはこの辺りを狙うのが価格も抑えられて良いと考えます。

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外部リンク/参考記事

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