ドスパラ【コスパ◎ゲーミングPC】THIRDWAVE-Gシリーズを徹底解説
ドスパラを運営するサードウェーブより、2024年9月26日に『THIRDWAVE-Gシリーズ』という新ブランドの販売が開始されました。
サードウェーブ(ドスパラ)はゲーミングPCブランド、『GALLERIA』だけでここまでの知名度を築いてきました。
しかし、他メーカーのコスパ重視のブランドが好調なこともあり、サードウェーブもここにきてコスパ重視の新しいブランドを出してきたイメージです。
ドスパラのように知名度の高いPCショップで、コスパ重視で購入したい人におすすめなブランドになっています。
本記事では、『THIRDWAVE-Gシリーズ』の特徴やおすすめモデルを紹介していきます。
THIRDWAVE-G シリーズの2つのモデルを紹介
THIRDWAVE-G シリーズには大きく分けて2つのモデルがあります。
- ・Lightning-G
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AMD製のCPUを搭載したモデルが『Lightning-G』です。
- ・Magnate-G
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Intel製のCPUを搭載したモデルが『Magnate-G』です。
カラーはどちらでも黒か白を選べます。
ちなみにIntelは色々と不具合を出したせいで、ここ最近はAMDの人気が高いです。
THIRDWAVE-Gシリーズの特徴を解説
当サイトでも紹介している、大手メーカーのコスパ重視のブランドに、パソコン工房のLEVELθや、マウスコンピューターのNEXTGEARがあります。
THIRDWAVE-Gシリーズは後発である為、しっかりと先の2ブランドに対抗できる価格帯、構成をしており、コスパが良いと言えるゲーミングPCブランドになっています。
【重要】コスパが良いのに拡張性も高い
個人的に『THIRDWAVE-Gシリーズ』の圧倒的な魅力は、このカスタマイズ性だと思っています。
一例としてSSDのカスタマイズ画面を載せておきます。
※Ryzen7 5700X、RTX4060Tiモデルのメインストレージカスタマイズ画面
※パソコンの仕様および価格は時期によって変動します。
ドスパラのGALLERIAと同じように、『THIRDWAVE-Gシリーズ』はSSDの容量、種類も非常に多くの選択肢があります。
比較対象として、大手メーカーであるパソコン工房とマウスコンピューターからもストレージのカスタマイズ画面を持ってきました。
2つのメーカーのコスパ重視ブランドとして有名な、『レベルθ』と『NEXTGEAR』のメインストレージのカスタマイズ画面です。
パソコン工房『レベルθ』のカスタマイズ画面
マウスコンピューター『NEXTGEAR』のカスタマイズ画面
パソコン工房のレベルθについては、初期構成は500GBでカスタマイズをして1TBに増やすといった具合、
マウスコンピューターのNEXTGEARについては、初期構成は1TBであるものの、2TBへのカスタマイズ費用が高いといった具合です。
メインストレージだけみても『THIRDWAVE-Gシリーズ』のカスタマイズ性が高いことが分かります。
THIRDWAVE-Gシリーズ サブストレージのカスタマイズ
THIRDWAVE-Gシリーズ 電源のカスタマイズ
THIRDWAVE-Gシリーズは、先の2ブランドではできなかったサブストレージの追加も可能ですのでメインストレージとは別に、データ保管用にストレージが欲しい人にピッタリです。
電源も多くのバリエーションがあり、いずれ電源容量の大きいパーツに載せ替える可能性がある人にも合いそうです。
LEDファンを搭載可能
ゲーミングPCは光るのが当たり前になってきています。
THIRDWAVE-Gシリーズもしっかりと”流行り”は取り入れられています。
ただし、LEDファンのカスタマイズは有料オプションになりますので、光らせたい人は忘れないようにご注意ください。
ケースサイズは少しだけ小さめ
初めてゲーミングPCを買った人が揃って言うのが『本体がデカい』です。
そんなケースがデカいイメージのゲーミングPC界隈ですが、
THIRDWAVE-Gシリーズは少しだけケースサイズが小さいです。(マザーボードはMicroATX)
画像で比較されているのはGALLERIAのXシリーズです。(マザーボードはATX)
ちなみにTHIRDWAVE-Gシリーズと同じマザーボードサイズを搭載しているモデルは、GALLERIAのRシリーズになります。
こちらは幅220m、奥行き440mm、高さ425mmです。
同じマザーボードサイズのモデルで比較しても、GALLERIAより少し小さくなっています。
THIRDWAVE-GシリーズはGALLERIAと違ってゴツイ感じが無く、見た目がシンプルなので、ケースの大きさによる圧迫感は少なそうです。
その他の特徴
- ・最大36回まで分割手数料が0円 (※キャンペーン)
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大手ゲーミングPCショップでは当たり前になっているありがたい特徴です。
高額な商品ですので、一括支払いでの購入は中々厳しいです。
筆者も毎度分割で購入しています。
しかし、ショッピングローンということで、申し込みには条件があります。・申し込めるのは、18歳以上(高校生をのぞく)の個人の方のみ
・購入商品の合計金額が30,000円以上
・支払い方法に分割払い(三井住友)を選択
・ローンを問題無く払っていけるかの収入審査あり18歳以上とありますが、基本的に学生さんは収入審査の面で落とされる場合が多いです。
学生ではない方でも、パートなどで収入が安定しない方は落ちる場合がありますのでご注意ください。学生さんは、購入時に親御さんの名義で対応して頂くというのも一つの手かと思います。
- ・マインクラフトが特典として付属
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追加料金も無く、マインクラフトが付属してきます。
PC版ならではのMODを入れたマイクラは、ゲーミングPCだから楽しめるコンテンツの1つです。
※マインクラフト同梱モデルは予告なく終了する場合もあります。
THIRDWAVE-Gシリーズ おすすめのゲーミングPC
THIRDWAVE-Gシリーズのラインナップから、筆者が用途別におすすめするゲーミングPCが上記の画像になります。
- ①のゲーミングPCについて
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ラインナップ表からも分かる通り、現行モデルのゲーミングPCの中では下位に位置するモデルです。
最新の3Dゲームを高設定で快適に遊ぶことは出来ませんし、2025年2月にリリースされるモンハンワイルズの推奨スペックを満たしていないような性能のモデルになります。
このモデルがおすすめな用途としては、
・LoL(リーグ・オブ・レジェンド)やVALORANTの様な、負荷が軽量とされる部類のゲームを遊ぶ
・3Dゲームより負荷の軽いクリエイティブな用途に使う
・CS機のゲームプレイを配信する(ゲーム処理はCS機で行う為)
といった用途にならおすすめできるゲーミングPCです。
Steamのインディーズゲームをやる為に、低価格なPCを探している人などにもピッタリなのかもしれません。
ただし、Ryzen5 4500の性能はゲーミングPCとしては非常に低く、出来たらCore i5 12400にした方がいいです。
価格相応の性能ですので、理解したうえで購入頂ければと思います。 - ②のゲーミングPCについて
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RTX4060を搭載したPCゲーム入門レベルのゲーミングPCです。
フルHD設定でのモンハンワイルズ推奨スペックを満たした性能です。
3Dゲームを遊ぶのであれば、予算に余裕が無くても、この②のゲーミングPCを最低限のスタートラインと思って頂いた方が良いと思います。 - ③のゲーミングPCについて
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最新の3DゲームをフルHDで快適に遊べるモデルです。
ゲーミングPCの中でも特に人気の高いレベル帯のモデルになっています。
今後出てくるゲームで、推奨スペックにメモリ32GBを求めてくる予定のタイトルもあります。
配信をする人はメモリ32GBが必須です。
解像度をフルHDでプレイするのであれば、長く使える構成ですので、是非メモリ32GBへのカスタマイズを検討ください。 - ④のゲーミングPCについて
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CPUとグラフィックボードのバランスが悪いながらも、最近需要のある構成のゲーミングPCです。
来年リリースのビッグタイトルの推奨スペックが非常に高いことと、配信のエンコード処理をグラフィックボードに任せることがオーソドックスになってきていることが影響しています。
グラフィックボードの性能に予算を割り振っているモデルである為、WQHDでのゲームプレイを体験出来ます。
高性能なグラフィックボードで、とりあえずどんなゲームが来ても楽しんでいくといったモデルになっています。 - ⑤のゲーミングPCについて
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これまでのモデルより、1段階上のCPUを搭載したゲーミングPCたちです。
録画編集、クリエイティブなマルチ用途にも十分な性能を発揮してくれます。
ゲーム性能も高いCPUですので、高性能なグラフィックボードとのバランスも良いです。
フルHDでのプレイといった、グラフィックボードの処理に余裕のあるシーンでは、CPUがグラフィックボードを活かして、より高いフレームレートを出してくれます。
バランスの良い構成でおすすめですが、こちらも長く使えるモデルですので、メモリ32GBへのカスタマイズをご検討ください。 - ⑥のゲーミングPCについて
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ゲーム特化のCPUとして有名なRyzen7 7800X3D搭載モデル。
非常にゲームパフォーマンスが高いCPUですので、このラインナップでバランスの良いグラフィックボードとなるとRTX4070Super一択。
フルHDならプロゲーマーと同じプレイ環境、WQHDでも十分快適に遊べるゲーミングPCです。
4Kとなると、RTX4070TiSuperなどのもう少し上のグラフィックボードが欲しくなるので、GALLERIAなど他のブランドの検討が必要になってきます。
THIRDWAVE-Gシリーズに関するよくある質問
- THIRDWAVE-Gシリーズを選ぶ際の注意点は?
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LEDファンのカスタマイズは有料オプションになりますのでご注意ください。
- WiFi&Bluetoothはついているか
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標準仕様ではこの機能はついていません。
製品ぺージのカスタマイズ『無線LAN』項目で追加が必要になります。
- DVDは読み込めるか
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GALLERIAと違い、THIRDWAVE-Gシリーズは『光学ドライブ』のカスタマイズが出来ません。
外付けのDVDドライブ等を購入しましょう。
ドスパラ 最新のセール・キャンペーン情報
外部リンク/参考記事
画像引用元及び、最新情報は下記外部リンクから確認ください。
・THIRDWAVE-Gシリーズ
まとめ
ドスパラで販売開始した『THIRDWAVE-Gシリーズ』は、パソコン工房のLEVELθや、マウスコンピューターのNEXTGEARに対抗できるコスパの高いブランドです。
他のコスパ重視のブランドには無い、高いカスタマイズ性は非常に魅力的なポイントです。
また、今までドスパラの販売するGALLERIAでモヤっとしていたポイントである、初期構成のSSDの容量が少ない問題も解決しています。
価格を抑えながら、初期構成でも十分満足出来るゲーミングPCブランドになっています。