- ゲーミングPCメーカーが多くて、どのメーカーが良いか分からない。
- おすすめメーカーの特徴はどんな感じ?
- 自分にはどのメーカーのゲーミングPCが合う?
- そもそもゲーミングPCはどこで買える?
- ゲーミングPCを買う場所はどこがおすすめ?
こんな悩みを解決します!
10社以上あるゲーミングPCを販売するメーカーの中から、おすすめのメーカーを紹介する記事です。
・初心者から上級者までおすすめの3社を紹介
・カスタマイズにこだわれる1社を紹介
・紹介する4社のメリット、デメリットも解説
・ゲーミングPCはどこで買えるのか、どこで買うのがおすすめか解説
・紹介メーカーをコスパ、品質、知名度について順位付けで解説
初めてゲーミングPCを買う方、初めてゲーミングPCを更新しようと思っている方にとって、必要な情報が揃うような記事にさせていただきました。
ゲーミングPCは、都市部では家電量販店に特設コーナーが設けられたり、専門の店舗があります。
ですが、まだ地方では家電量販店でゲーミングPCを見かけなかったり、あったとしてもほんの数台しか置いていなかったりでスペックも限られるといった実情です。
じゃあどうやって買うの?となりますが、基本はインターネットでメーカーWebサイトからの購入が主流です。
ゲーミングパソコンという呼び名が主流になってきましたが、昔はBTOパソコンと言ってました。
ゲーミングパソコン=BTOパソコンと覚えておきましょう。
BTOとは「Build To Order」の頭文字をとった略称で、受注生産を意味します。
BTOでカスタマイズした高性能でゲームに向いているパソコンが、今でいうゲーミングパソコンを指します。
といった流れから、ゲーミングパソコンのメーカー=BTOパソコンメーカーとなってます。
昔からゲーミングPCを使っている人は未だにBTOって言葉を出しますので覚えておくと話が繋がりますよ!
おすすめのゲーミングPCメーカー3選 & 特殊な1選
今回紹介するゲーミングパソコンの購入におすすめのメーカーは下記の4社です。
・初心者から上級者まで幅広くおすすめできる、ドスパラ、マウスコンピューター、パソコン工房の3社
・PCパーツの知識があり、細部までカスタマイズしたい方におすすめのサイコム。
実際に各社のゲーミングPCを使用したユーザー目線からも解説していきます。
ドスパラ(GALLERIA)の特徴
画像引用:ドスパラ公式より
初手のおすすめメーカーはドスパラです。
・ゲーミングパソコンといえば真っ先に名前があがるのが、ドスパラのGALLERIA
私が本格的にゲーミングPCを触り始めたのが16年近く前からですが、その頃からずっと『BTOといえばドスパラ』と、まず耳にするこの業界を牽引してきたメーカーです。
また、Webでの販売だけでなく、実店舗も他のメーカーより比較的多く、サポート体制も充実しています。
順に特徴を紹介していきます。
下記の記事でドスパラのおすすめモデルを紹介しています。
人気ストリーマーのコラボモデル
・人気Vtuber、プロゲーミングチーム、有名ストリーマーなど、先発組の大手配信者を抱えているのもドスパラ
・通常のタイプからケースやライトに違いを持たせた大手配信者のコラボモデルも人気
豊富なラインナップ
・初心者からトップレベルまで、すべてのニーズに対応できるラインナップも魅力
・他社に比べ納期も非常に早く、モデルにもよりますが、正午までの注文で当日出荷も可能
ドスパラのメリット、デメリット
メリット | デメリット |
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最大手なのでラインナップが充実 最新パーツが組み込まれるのが早い 納期が他社より早い(最短当日出荷) 実店舗が他社より多く現物を見に行きやすい 知名度抜群 大手配信者のコラボモデルがある | 初心者にはラインナップの多さで逆に悩む カスタマイズの自由度が低い 使用パーツのメーカーが買うまで分からない グラボのメーカーが選べない(Palit) 割引キャンペーンが少ない 標準保証、初期不良保証が短い |
・ケースを開けるまでパーツのメーカーが分からないのは少し不安なポイント
・カスタマイズの自由度がそこまで高くないので、その分納期が早い
・初期不良保証は1週間と非常に短いが、アプリをダウンロードし、製品登録をすると1カ月に延びる
初心者は【保証期間】に注意!
マウスコンピューターを除く、ドスパラや他メーカーの基本保証期間は1年間ですが、購入時にオプションで延長保証の追加できます。
マウスコンピューター【G-Tune】【NEXTGEAR】
画像引用:
次に紹介するのはマウスコンピューターです。
2023年で創業30年をむかえた老舗PCメーカーです。
先ほど紹介したドスパラが1番有名ですが、ドスパラと常に比較されるのがマウスコンピューターのG-Tuneです。
マウスコンピューターの知名度としてはBTOメーカー2番手に位置していましたが、有名芸能人を起用したCMで知名度を上げています。
それでは、G-Tune、NEXTGEARの特徴を順に解説していきます。
G-Tuneの特徴
・G-Tuneは、エントリークラスからプロゲーマーまで、幅広いゲーマーが満足できるラインナップを揃えたマウスコンピューターのブランド
・中~上位グレード帯でコスパの良い商品が多い
・NEXTGEARがエントリークラス~ミドルクラス帯をターゲットにしており、G-Tuneはそこから先のプロレベルまでがターゲットと言える
JeSU公認PC
・G-tuneにはJeSU公認PCという、eスポーツの大会運営側からの視点で開発されたモデルがある
・プロが実際に大会で使うPCと同じものがラインナップにある
・PCごとにゲーム内のfps値が出ており、買った後にスペック不足などの失敗が起きない
品質を裏付ける保証期間と修理対応
・大物芸能人を起用してCMをやるだけのポテンシャルがあるメーカー
・ゲーミングPCに限らず多様なPCの販売も行っており、ほぼすべての製品が国内生産
・万が一の修理も72時間以内に修理完了を目指すとあり、サポート体制も充実
・G-tune、NEXTGEARを含む多くの製品が標準で3年保証
つい先日、会社のパソコンが100台くらいG-tuneになっていてびっくりしました。
マウスコンピューター(G-Tune)のメリット、デメリット
メリット | デメリット |
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ラインナップも充実 割引などのセールがあり、お得に購入可能 標準で3年保証 非常に初期不良が少なく、安定した品質 修理対応が非常に早く、サポート体制が充実 | 平常時は価格が他社に比べ少し高い傾向 カスタマイズの自由度が低い 最新パーツ搭載モデルの販売が少し遅い コラボモデルが無い |
コラボモデルは無いものの、多くのプロゲーマー、ゲーム実況者、ストリーマーがG-Tuneを使用しています。
価格より品質を気にされる方でしたら、ゲーミングPCの更新にはG-Tuneが良いと思います。
予算に余裕があればG-Tuneが買いです。
NEXTGEARの特徴
次は、マウスコンピューターから発表された新ブランド【NEXTGEAR】です。
ゲーミングPCの価格が上昇している中、手に取りやすい価格のゲーミングPCを販売しているブランドです。
高性能で見た目も良く、エントリークラス~ミドルクラスでは、NEXTGEARの一人勝ちになると思っています。
特徴を解説していきます。
- 価格面の工夫
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・ゲームプレイに必要な機能に絞り、余分をカットし、価格を抑えている
・グラボは最新ながらも、1世代前のAMD上位CPUをメインにし、価格を抑えている
・販売方法をEC限定(ネット販売)にしている
【NEXTGEAR】のゲーミングPCは、価格を抑えながら必要な性能もしっかりと確保し、非常にコストパフォーマンスに優れています。 - 性能面も問題無し
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・余分な部分を削っただけなので、特にゲームプレイに問題はない
・標準で簡易水冷タイプがあるのも魅力
・LEDやファンの増設もあり、ニーズのあるカスタマイズは問題なく出来る
・ユーザーアンケートを取り、冷却性能、使いやすさベースに作られている
今のところ、エントリー~ミドルクラスの価格帯では間違いなく1番おすすめです。
ちゃんと調べて、初心者、中級者の方がNEXTGEARにたどり着いてもらえれば幸いです。
マウスコンピューター(NEXTGEAR)のメリット、デメリット
メリット | デメリット |
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価格が安く能力も十分でコスパ最良 出始めで頻繁にセールがあり、お得に購入可能 標準で3年保証 非常に初期不良が少なく、安定した品質 修理対応が非常に早く、サポート体制が充実 | CPUがAMDのRyzenしか選べない 上位クラスのスペックの物は無い 必要な機能に絞っているので拡張性が低い |
・GTX4070Tiより上のスペックが欲しければG-Tuneへ
・拡張性のあるマザーボードや、標準で無線が使えるといった多機能性まで求める場合もG-Tuneへ
マウスコンピューターの中で、NEXTGEARとG-Tuneでしっかりとすみ分けが出来たと感じました。
初めてのゲーミングPCの購入、価格を抑えつつ最新のグラボ搭載のゲーミングPCへ更新、年齢と共にガチのゲーミングPCの能力を生かせず、少しスペックを落としたもので良いと考えている方に非常におすすめです。
自分も目が追い付かなくなってきたのでNEXTGEARで良いかなと思っています。
パソコン工房(LEVEL∞)の特徴
画像引用:パソコン工房【公式通販サイト】より
3番目に紹介するのはパソコン工房のレベル∞(レベルインフィニティ)です。
レベル∞というブランド名が2015年に出来た為、知名度で少し劣っておりました。
知名度としては3番手くらいでしたがここ数年で一気に勢いをつけたメーカーです。
後発組の人気Vtuber、プロゲーミングチーム、有名ストリーマーをかかえており、その活躍により勢いに拍車がかかっております。
また、価格が他BTOメーカーより少し安い傾向にあります。
実店舗も非常に多く、実機を見に行きやすいのも特徴です。
思い入れのあるコラボモデル
日本は長年FPSでは世界の舞台で結果を残せず弱小国として低く評価をされてきました。
そんな中、2022年にFPS『VALORANT』の世界大会において、日本チーム“ZETA DIVISION”が3位という快挙を達成し、ZETAの前身であるJUPITER時代からスポンサーをしていたレベル∞も大変注目されました。
その流れからパソコン工房を選択している人も増えてきてます。
また、人気Vtuber、プロゲーミングチーム、有名ストリーマーのコラボモデルが多いのも特徴です。
パソコン工房(LEVEL∞)のメリット、デメリット
メリット | デメリット |
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ラインナップも充実 他BTOメーカーより価格が少し安い コラボモデルが多く特徴的なケースを選択可能 頻繁にキャンペーンがあり、お得に購入可能 他メーカーより店舗数が圧倒的に多い | 初心者にはラインナップの多さで逆に悩む カスタマイズの自由度が低い 知名度が先の2社より低い 即納モデルは無い為、納期は最短でも2日 |
価格重視であれば、パソコン工房はチェックは必須です。
また、コラボモデルが豊富ですので、少し変わったゲーミングPCが欲しければ選択肢とおすすめです。
サイコム(G-Master)の特徴
画像引用:BTOパソコンのサイコム
特殊な1選ということで紹介するのがサイコムです。
サイコムの大きな特徴として、フルカスタマイズが可能、そして全てのパーツのメーカーが明記されています。
他のBTOメーカーだとパーツのメーカーが記載されておらず、耐久性が心配なメーカーの部品が使われていないかなど、不安を抱くことがあります。
サイコムでは同じ型式のグラボの場合でも、ASUS製、MSI製など、複数メーカーから選定することも可能です。
事前にパーツの組み合わせの検証がされている為、相性が悪い部品はラインナップに無く、知識が足りない方でも動作や品質が安定した組み合わせを作れます。
私の中では自作代行ショップみたいな位置付けです。
品質、技術力は圧倒的
もとより空冷PC、水冷PCと種類がある中で世界で初めてデュアル水冷PCを開発したのもサイコムです。
通常の冷却装置より、ガンガンに冷やしてくれます。
そのお陰で温度がネックでクロック制御されてしまっているグラボの性能をさらに引き出すことが可能です。
またデュアル水冷により温度が下がっている為、高負荷でもCPUクーラー、GPUファンの駆動音を下げてくれます。
静音PCも高性能
他BTOメーカーの物より、高性能な静音ゲーミングPCがあるのもサイコムの特徴です。
デュアル水冷に続いて、こちらの静音PCもサイコムの高い技術力が発揮されてます。
サイコムのメリット、デメリット
メリット | デメリット |
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フルカスタマイズが可能 デュアル水冷など高性能モデルが充実 使用パーツのメーカーが記載されている こだわりの1台が作れる 高い技術力による高い品質 | 高品質な部品を使っている為、他社より価格が高め カスタマイズ性が高すぎる為、初心者には不向き 実物を見れる実店舗が無い 納期が少し長め(実働7日以内出荷) |
個人的には自作代行ショップの位置付けとなってます。
非常に性能が良く、品質の高いゲーミングPCが欲しいならサイコムでカスタマイズするのがおすすめです。
その分、価格はあがってしまいますが、長く使えますので、初期費用に余裕があればぜひチェックして欲しいところです。
ゲーミングPCの選び方
参考までに一般的なゲーミングPCの選び方を紹介します。
予算orスペックで選ぶ
メーカーによっては上記のような比較表がありますので、スペックを上げていくとどれくらい価格が上がっていくのか簡単に把握できます。
上記の表で大体のゲームで設定を落とせば満足に動くのが16万、設定が高めでも動くのが21万くらいです。
ちなみにVALORANTのような軽いゲームだと、設定を落とせば10万のPCでも問題なくプレイ可能です。
プロはfps値を稼ぐために、化け物PCでゲーム内設定を落としてプレイしてます。
プレイするゲームの推奨モデルを選ぶ
各BTOメーカーは各ゲームの推奨モデルPCを販売しています。
そのゲームを快適にプレイできるスペックを満たしていて、さらにそのゲームで使用できる購入特典がついている場合もあります。
購入特典はアバターだったり、ゲーム内の便利アイテムだったり様々です。
買える場所|メリットデメリットも比較
BTO専門ショップ(店舗購入)
店舗で実機を見ることでサイズ感もわかります。
中には実際に触ってゲームプレイが可能な場合もあります。
また、家電量販店と違い、専門のスタッフがいますので良いアドバイスをもらえます。
在庫があればすぐ持ち帰ることも可能です。
BTO専門ショップ(ネットで購入)
店舗に比べカスタマイズ性が高く購入後の持ち運びも不要な為、どうしても実物が見たい人以外はネットがおすすめ。
ネットの価格もBTO専門ショップでの店舗購入と変わりませんし、在庫切れの心配もほぼありません。
初心者、中級者におすすめの【NEXTGEAR】はネット販売限定です。
家電量販店
基本的にBTO専門ショップより2割程度は高いです。
置いてあるスペックも種類が限られます。
専門スタッフのいない場合が多いので、知識をつけていく必要があります。
もし家電量販店で買うとしたら、インターネットの光回線の契約と合わせて買う場合であればBTO専門ショップなどより安く手に入れることができます。
しかし、家電量販店のゲーミングPCは割高ですので、光回線の契約で他の家電を買った方が良いですし、家電量販店を通さず、個人で光回線契約した方がもっとキャッシュバックが大きかったりします。
正直おすすめしません。
Amazon、楽天などの大手ショッピングサイト
おすすめしません、というかやめておきましょう。
BTO専門ショップで同じ構成を買った方が安く済みますし、しっかりとした保証が受けられます。
わざわざ遠回りして買う必要はありません。
デメリットが多すぎます。
オークション、フリマアプリ
自作PCの知識がある人以外は買わないでください。
ゲーミングPCは高確率で使い込まれています。
1~2年でも、使い方によってはパーツに相当な負荷がかかってダメージを受けています。
サポートも無いに等しいので、不具合や壊れた時は自分で対応しなければいけません。
PC自作知識があった上で改造などの特殊な目的がない限り、使用済みはやめておきましょう。
ゲーミングPC購入時の注意点
ゲーミングPCを買うときは何度だってワクワクします。
ですが、以下で説明する2点は必ず押さえておいてください!
周辺デバイスの予算も考慮する
ゲーミングデバイスが何もない状態から一式揃えようとすると結構な額になります。
PC以外の周辺機器の予算も取っておきましょう。
- ゲーミングモニター:2万~10万
- ゲーミングキーボード3,000~3.5万
- ゲーミングマウス:3,000~1.5万
- ゲーミングマウスパッド:2,000~8,000
- ゲーミングヘッドセットorイヤホン:2,000~1.5万
下限が初心者向けのゲーミングデバイス、上限がプロ用レベルの価格です。
ゲームセンスは必要ですが、とりあえず下限額の物でも上級手前レベルまでいけます。
すぐに起動して初期不良が無いかチェック
確立としては低いですが、稀に初期不良があります。
筆者も1度ありました。
初期不良対応の期間内に必ず起動して異常が無いかチェックしましょう。
おすすめの検証方法は買ったBTOサイトを見にいき、買った商品のベンチマークスコアを確認し、同じベンチマークを実施してみましょう。
近しい数字が出れば問題ないかと思います。
まとめ
- 当サイトで押しているブランドは、NEXTGEAR、G-Tune、GALLERIA
- 予算もあり、カスタマイズに拘りたい方はサイコムで満足する1台をどうぞ
- ゲーミングPCの購入は、BTO専門ショップ(ネットで購入)がおすすめ
- 周辺デバイスの予算も考慮してPCを選ぶ
- 初期不良は稀にあるので、保証期間内に必ずチェック
参考情報
初心者~中級者向けのおすすめゲーミングPCはこちらで紹介
ドスパラの販売するゲーミングPC【GALLERIA】のおすすめモデル
一部の人しか知らないお得な情報
マウスコンピューターには、一般の方が公式サイトからたどり着けない、お得なパソコンたちがあります。
それは【シークレットモデル】というもので、専用リンクからお得に購入できる特別価格モデルのPCになります。
マウスコンピューターのセールやメルマガクーポンより安く購入できるという、知らないと大損するレベルでお得なPCが掲載されています。
ラインナップは少ないですが、10万くらいのオフィス用ノートPCから始まり、15万~30万手前くらいのゲーミングPCが販売されています。
安い理由ですが、ページを一般公開せずに筆者のような、マウスコンピューターに魅力を感じて紹介するブロガー向けの宣伝材料としていること、機能を絞ってコスパに振ってることが理由として挙げられます。
絶対に一度見てください。
おすすめのモデル含め、シークレットモデルについて記事にしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。