レノボ:世界トップメーカーが誇る「LEGION」の魅力を徹底解説!
- Lenovo(レノボ)のゲーミングPC「LEGION」が気になる
- レノボのゲーミングPCは、どんな人におすすめか知りたい
- レノボの特徴や、評判が知りたい
こんな悩みを解決します!
本記事は、レノボのゲーミングPCブランド【LEGION】について解説します。
また、ラインナップからおすすめのモデルを厳選して紹介していきます。
レノボの『LEGION』は、コスパに優れたゲーミングPCブランドです。
LEGIONを選ぶべき理由、製品ラインナップ、購入時の注意点など、知りたい情報が網羅されていますので、ぜひ最後までご覧ください。
レノボの概要と評判
Lenovoは、世界最大級のPCメーカーとして知られており、幅広い製品ラインアップを展開しています。
その中でも、ゲーミングPC部門において「LEGION」シリーズは、コストパフォーマンスの高さから日本でも人気が高まっています。
レノボの概要
from:Lenovo
レノボは、1984年に中国で設立されたPCメーカーです。
2004年にはIBMのPC部門を買収し、一気に知名度をあげました。
IBMのThinkPadは昔から有名です。
キーボードの中心にトラックポイント(赤いポッチ)があるやつです。
その後は、日本の富士通やNECのPC部門も買収しました。
そういった背景もあり、2022年~2023年の日本国内PC出荷台数シェアでは4割弱を占めています。
(NECレノボと富士通(FCCL)を合算)
世界シェアでも2割強を誇り、世界1位のシェアです。
うちの会社のノートPC、何千台あるか分かりませんが、ほぼレノボです笑
レノボの評判
海外メーカーということで、評判が気になる人も多いでしょう。
ぶっちゃけて言いますと、過去にSuperfish事件と巷で呼ばれる話があり、昔は一時期荒れていました。
「Superfish Visual Discovery」というアプリがインストールされており、セキュリティ的に問題がありました。
これも過去の話で、荒れていたのは2014~2015年頃です。
(日本のゲーミングPCメーカーも昔は色々やらかしています笑)
その後、この問題に対して誠実な対応をし、信頼を回復、今の地位を築いています。
自分も仕事用で、ThinkPadを使っています!
画像載せて思ったけど、汚いな・・・
Legionのシリーズラインナップと魅力を解説
レノボのゲーミングPCブランドの解説と合わせ、魅力を紹介します。
【Legion】と【LOQ】の違いも紹介。
レノボのゲーミングPCブランド【Legion】と【LOQ】
from:Lenovoゲーミング
これまであまり知られていなかったレノボのゲーミングPCブランド【Legion】
2018年5月~2022年6月まで、AMD出身のデビット・ベネット氏が最高顧客責任者(CCO)を務めており、レノボもゲーミングPCに力を入れてきました。
レノボのゲーミングPCブランドには【Legion】と【LOQ】があり、どちらのブランドにもデスクトップ型とノート型があります。
LOQはコスパ重視、LEGIONは性能重視で上位モデルまであります。
しかし現在、LOQは旧モデルのデスクトップ型を販売、ノート型の2種は販売終了しておりますので基本的には【Legion】を見ればOKです。
魅力はコストパフォーマンス
※表示価格は記事執筆時点の価格です。
日本メーカーは円安の影響で値上げが続き、中々苦しい状況が続いています。
レノボのゲーミングPCは、日本メーカーのモデルと同じ構成の場合、比較的安い傾向にあります。
特にカスタイマイズ費用が安い
下記の画像は、上の画像のモデルのカスタマイズ画面です。
分かる人には下記画像の異常具合が分かると思います。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。
レノボの【Legion】のカスタイマイズ費用は安いです。
その中でも特に、CPUのグレードアップ費用がずば抜けて安いと感じました。
個人でCore i5 14400FとCore i7 14700KFをパーツ単体で購入した際に、価格差で3万円ほどの差額があります。
そもそも日本メーカーのラインナップでは、Core i7 14700KFが搭載されているゲーミングPCは、30万円越えのモデルが多いです。
Core i9 14900Fなどは、そもそも50万円クラスのモデルに搭載されているCPUです。
15万円のモデルからCPUをカスタマイズして、化け物ゲーミングPCをお得に手に入れることが可能です!
安価に上位のCPUを積めるので、メモリを32GBにしたら配信デビューにもおすすめです!
世界シェア1位ということで、CPUの仕入れに強いんでしょうね!
レノボの残念な点や注意事項を紹介
【Legion】のページを見て残念に思うのが、PC初心者に優しくないことです。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。
【NEXTGEAR】や【GALLERIA(ガレリア)】といった日本メーカーのブランドですと、モデルごとの特徴が書いてあったりラインナップ表が掲載されていたりします。
ですが、【Legion】のページに行くと、↑の画像のように3つのモデルが並んでいるだけです。
PC初心者さんはここでまずどれが良いか分からなくなるかもしれません。
画像真ん中の【他2モデルを見る】を押した先が、↓の画像になります。
左がカスタマイズ可能なモデル、右が即納モデルです。
この辺りの比較も初心者向けではないので、少しPC知識のある人向けと言えます。
個人的に、カスタマイズ可能モデルのCPUをいじってみたりして、他メーカーよりお得なモデルを作り上げるのが楽しいです!
レノボ デスクトップ型 おすすめゲーミングPC
各モデルを紹介していきます。
おすすめの構成、用途によって選ぶべき性能もアドバイスさせて頂きます!
Legion Tower 5 Gen 8(AMD)
人気のAMDのRyzenシリーズを搭載したミニタワーモデルです。
カスタマイズ可能なCPU、グラフィックボードを紹介し、どんな用途に合うかを説明します。
型式 | 用途 | |
---|---|---|
CPU | Ryzen5 7600 | ゲームプレイがメイン |
Ryzen7 7700 | ゲームプレイと合わせ、配信などのマルチ作業も行う | |
Ryzen9 7900 | どちらもさらに快適な上位クラス | |
グラフィックボード (GPU) | RTX4060 | PCゲーム入門 |
RTX4060Ti 8GB | ゲーム中級者向け(フルHDメイン) よっぽど普通の人はこれでOK | |
RTX4070 Super | ・高グラフィックでぬるぬるプレイしたい ・競技性の高いゲームでプロゲーマー同等の環境で行いたい ・フルHDより上の解像度でも遊びたい | |
RTX4070 Ti Super | ・さらに上の環境でプレイをしたい ・4Kで遊んでみたい |
個人的におすすめは、上記の表で太字のものです。
価格的にも性能的にも、この辺りの比較でよっぽど事が足りるかなと思います。
その他パーツ | |||
---|---|---|---|
メモリ | ゲームプレイのみで最低16GB必須、予算的に可能なら32GBへ 配信をする人は32GB必須です。 このモデルの場合、3択あります。 ・16 GB DDR5-5600MHz (UDIMM) こちらはメモリ1つですので、基本的に選びません。 購入後に16GBのメモリを自分で搭載する人向けの選択肢になり得るかと思います。 ・16 GB DDR5-5600MHz (UDIMM) – (2 x 8 GB) ゲームプレイのみであれば、この選択肢です。 予算的に可能であれば、下の32GBがおすすめです。 メモリ増設は簡単な部類ですので、いずれ自分で交換しても良いようにも思います。 ・32 GB DDR5-5600MHz (UDIMM) – (2 x 16 GB) ゲームプレイ&配信といったマルチ作業をする人は32GB必須です。 配信はしないけど、ゲームを開きながら、動画を見たり、色んなタスクを開く人も32GBにしておくと良いですよ。 最近のゲームは推奨環境が上がってきており、推奨環境にメモリ32GBとなっているものもあります。 いずれは32GBが当たり前の時代になってくるかと思います。 | ||
SSD | 容量は1TBへのカスタマイズがおすすめ! 標準の521GBでは、windowsとゲーム2~3個で容量が一杯になってしまいます。 | ||
電源容量 | CPUやグラボに対して、適切な容量があればOKです。 CPUを上のものへカスタマイズすると、850Wが選択肢に出てきたりします。 追加費用無しで500W→850Wに出来ますので、その際は850Wにしておくと良いですよ。 | ||
ケースファン | 通常から、追加費用で数を増やしたり、RGBタイプの光る物へ変更が可能です。 ファンの数は多い方が良いですが、光らせるかは好みです! |
※パソコンの仕様および価格は時期によって変動します。
Legion Tower 5i Gen 8(第14世代Intel)
IntelのCoreシリーズで、最新世代のCPUを搭載したミニタワーモデルです。
カスタマイズ可能なCPU、グラフィックボードを紹介し、どんな用途に合うかを説明します。
型式 | 用途 | |
---|---|---|
CPU | Core i5 14400F | ゲームプレイがメイン |
Core i7 14700F | ゲームプレイと合わせ、配信などのマルチ作業も行う 非常にどちらの性能も良い優等生 | |
Core i9 14900F | さらに快適な上位クラス | |
グラフィックボード (GPU) | RTX4060 | PCゲーム入門 |
RTX4060Ti 8GB | ゲーム中級者向け(フルHDメイン) よっぽど普通の人はこれでOK | |
RTX4070 Super | ・高グラフィックでぬるぬるプレイしたい ・競技性の高いゲームでプロゲーマー同等の環境で行いたい ・フルHDより上の解像度でも遊びたい | |
RTX4070 Ti Super | ・さらに上の環境でプレイをしたい ・4Kで遊んでみたい |
個人的におすすめは、上記の表で太字のものです。
価格的にも性能的にも、この辺りの比較でよっぽど事が足りるかなと思います。
その他パーツについては、先ほどのAMDモデルと同様の考えで大丈夫です。
※パソコンの仕様および価格は時期によって変動します。
Legion Tower 7i Gen 8
IntelのCoreシリーズのCPUを搭載したミドルタワーモデルです。
カスタマイズ可能なCPU、グラフィックボードを紹介し、どんな用途に合うかを説明します。
型式 | 用途 | |
---|---|---|
CPU | Core i7 14700KF | ゲームプレイと合わせ、配信などのマルチ作業も行う 上位クラスのオーバークロック対応CPU |
Core i9 14900KF | さらに上位のオーバークロック対応CPU | |
グラフィックボード (GPU) | RTX4070 | フルHDで常に高フレームレートを狙う |
RTX4080 Super | 4Kでぬるぬるのゲームプレイを行う 最上位クラス |
一部の方はご存じかもしれませんが、現在Intelの13、14世代CPUのK付きモデルにて不具合が出ています。
少し落ち着ちつき、情報が出揃うまでは避けておくのが無難かなと思います。
※パソコンの仕様および価格は時期によって変動します。
Legion デスクトップ型のおすすめな組み合わせを紹介
用途 | おすすめの組み合わせ |
---|---|
① PCゲーム入門 (価格重視) | Ryzen5 7600 or Core i5 14400F RTX4060 メモリ16GB |
② PCゲーム 入門~中級者向け | Ryzen5 7600 or Core i5 14400F RTX4060Ti 8GB メモリ16GB or 32GB |
③ 配信入門 PCゲーム中級者向け | Ryzen7 7700 or Core i7 14700F RTX4060Ti 8GB メモリ32GB |
④ 配信 ゲーム中級者向け | Core i7 14700F RTX4060Ti 8GB メモリ32GB |
⑤ 配信入門 PCゲーム上級者向け | Ryzen7 7700 RTX4070 Super メモリ32GB |
⑥ 配信 PCゲーム上級者向け | Core i7 14700F RTX4070 Super メモリ32GB |
⑦ コアゲーマー向け | Core i7 14700F RTX4070 Ti Super メモリ32GB |
普通の方が、PCゲームを遊ばれる場合は、①、②でOKです。
配信、録画と言ったマルチ作業も行いたいとなってくると、CPUのゲーム性能とは別に、マルチ性能も必要になってきます。
配信もメモリ32GBないと、安定しない場面が多いです。
そうなってくると③、④の構成になってきます。
⑤~⑦に関しては、
・配信もしながら高クオリティのグラフィックで遊びたい
・競技性の高いゲームで、高フレームレートを維持してプロゲーマーに近い環境でプレイしたい人
・WQHDや4KといったフルHDより上の環境でプレイしたい人
そういった用途向けになってきます。
非常に高性能ですので、性能面で長く使えますが、それ相応の価格になってきます。
※SSD1TBは必須のカスタマイズですのでお忘れなく!
用途に合う、良いモデルをチョイスしてください!
レノボ ノート型 おすすめゲーミングPC
オフィス向けのノートPCに強いメーカーでもありますので、Legionについても、デスクトップ型よりノート型の方がモデルの数が多いです。
一部のモデルは、公式サイト上にありながら、記事執筆時点で販売しておりませんでした。
今回は販売中のモデルに絞って解説いたします。
Legion 5i Gen 9 16型
※表示価格は記事執筆時点の価格です。
※パソコンの仕様および価格は時期によって変動します。
16.0 型 WQXGA IPS 液晶を搭載、リフレッシュレート165Hzまで対応したIntelモデルのノート型ゲーミングPCです。
リフレッシュレートについてはカスタマイズで240Hzに変更可能。
CPUは、Core i5 13460HX、Core i7 14650HX、Core i7 14700HX、Core i9 14900HXから選べます。
相変わらず上位CPUへの費用が安く、カスタマイズはおすすめ!
グラフィックカードは、RTX4060Laptop、RTX4070Laptop、メモリも16GB、32GBと選べます。
しかし、選択したCPUによって、グラフィックカードとメモリの選択肢が制限されますので、下記リンク先で色々試してみてください!
SSDは1TBへカスタマイズがおすすめですよ!
Core i7 14700HXのカスタマイズが安くておすすめです!
CPUの性能差、相場を分かる人にとっては、この金額でこの性能のモデルが出来るけど良いの?となるかと思います。
Legion 7i Gen 9 16型
※表示価格は記事執筆時点の価格です。
※パソコンの仕様および価格は時期によって変動します。
16.0型 3.2K IPS液晶を搭載したIntelモデルのノート型ゲーミングPCです。
リフレッシュレート165Hzまで対応、こちらもカスタマイズで240Hzまで変更可能。
先ほどのモデルより、液晶の品質が上がっており、さらにType-CのUSBポートの数が増えたり、
Thunderboltポートが追加されたりといった違いがあります。
ですが、色々と性能面で優れているのですが、おしい点があります。
それは、有線LANポートが”このモデル”には無いです!
競技性の高いゲームをするのであれば、やはり有線LAN環境で安定した通信速度でプレイしたいものです。
ですので、下記の機器を合わせて用意することをおすすめします!
こういった機器をUSBポートに接続し、LANケーブルを接続すれば、有線環境でプレイが可能です。
個人的には、必須アイテムかなと思います。
カラーもいくつかありますので、PCに合わせてみても良いかと!
Legion Pro 7i Gen 9 16型
※表示価格は記事執筆時点の価格です。
※パソコンの仕様および価格は時期によって変動します。
名前に”Pro”が付くだけあり、Legionのノート型の最上位モデルです。
16.0 型 WQXGA IPS 液晶を搭載、他モデルと違い、リフレッシュレート240Hzまで対応した液晶がすでに設定されています。
CPUは、最上位のCore i9 14900HXのみ。
グラフィックカードは、RTX4080Laptop、RTX4090Laptopという最上位ツートップから選択。
メモリはすでに32GB設定、SSDも1TBがすでに設定されています。
他メーカーでは到底出せない価格で、最上位クラスのノート型ゲーミングPCが手に入ります!
カスタマイズとしては、グラボを2択から選ぶ、サブストレージとしてSSDを追加するかです。
選択肢も少ないので特に悩まないでしょう。
レノボにて開催中のセール情報
レノボは結構な頻度で何かしらのセールがやっています。
ゲーミングPCに限らず、オフィス向けのPCだったり、タブレットだったり、周辺機器をセールが行われています。
リンクからチェックしてみてください!
レノボのゲーミングPC【Legion】まとめ
ここまでレノボのゲーミングPC【Legion】を紹介させて頂きました。
分かる人にはよ~く分かる、圧倒的なコストパフォーマンスが具現化されています。
CPUのカスタマイズ費用が特に安いので、デスクトップ型であればCPU強めにして、いずれグラボを載せ替えてれば、安く、長く使えそうです。
ノートは圧倒的に安いですね。
良いモデルをチョイスして、ゲーミングライフお楽しみください!
最後までお読みいただきありがとうございました!